コーチングの質問するスキル、「オープンクエスチョン」と「チャンクダウン」は、コーチングの際の会話上のスキルではありますが、使いこなすには当たり前の話、コーチする側の姿勢や考え方、スキルが非常に重要な要素になります。
例えば、コーチングの初心者で、「オープンクエスチョン」を使いこなすのに、非常に苦労したという話を良く聞きます。
普通の会話において私たちは、日常的に「クローズドクエスチョン」ばかり使っています。
どうしてかというと、「はい」「いいえ」で答えられる「クローズドクエスチョン」の方が、あらかじめ答えが予想できて答えに対する答えを用意しやすいうえ、当たり障りがないため相手に聞きやすいからだと考えられます。
「オープンクエスチョン」を使うと、どんな答えが返ってくるか予想しにくいため、相手の言葉をしっかりと受け止めることのできるだけの人格がないと、質問した側があとの会話に行き詰ってしまいます。
これでは、まずは相手を認め、受け止めるというコーチングの基本姿勢ができていないといわざるを得ません。
「チャンクダウン」については、コーチングをする側の、相手の言葉に対する関心の度合い、相手の言葉に対するイメージの描き方、そして相手の中にあるものを引き出そうという姿勢の有無などが即座に反映します。
そのためコーチングする側の人間としての度量やスキルが不足していると苦労することになります。